教える際は事前の「予告」が効果的

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教える際は事前の「予告」が効果的

人材育成,ブログ

2015/08/22 教える際は事前の「予告」が効果的

スタッフさんに仕事を教える際、事前に予告すると、習得が早まり効果的です。

 

予告する内容は2つ。
「いつ何を教えるか」の予告と、「いつ教えたことを本人にやって頂くか」の予告です。

 

なぜ「いつ何を教えるか」を予告するか?
それは、スタッフさんに日頃の仕事の中で、アンテナを立てていただくため。
今後教える仕事を他のスタッフさんがやっている姿に敏感になって、気づいたら観察する。
事前に観察することで、実際教える場面で仕事内容がイメージでき、理解が早まります。

 

そして、なぜ「いつ教えたことを本人にやって頂くか」を予告するか?
それは、より緊張感をもって、真剣に取り組んでいただくためです。

 

「予告しても、うちのスタッフ、他のスタッフのこと、観察したりするかな?」
と不安な方は、事前にひとこと添えてもいいでしょう。
「来週、レジでの応対を説明するから、今週は他のスタッフがどのようにやっているか、観察しておいて」
この一言で、教えるときの気づきが生まれます。

 

もしかすると、実際に予告してみても、自分が期待していたほど、観察していないかもしれません。
それでもかまいません。
教える中で、「あっ、もっと見ておけばよかった」という気づきがあれば、教えた後により観察するようになり、次につながります。

 

また、教えるときに「観察してどう思った?」と聴くことによって、スタッフさん本人がどのようなポイントで観察しているかが分かります。
そのスタッフさんが、どういうところに注目するか、その視点はひとりひとり違います。
例えば、そのスタッフさんが、レジの操作だけが気になって、その時の接客の仕方をあまり観察していなかった。
そのようなスタッフさんには、接客のポイントがおろそかにならないよう注意して教えよう、など一人一人にあった教え方をすることができます。
観察のポイントがいつもずれているスタッフさんには、観察のポイントを繰り返し伝えてもいいでしょう。

 

スタッフさんに教えるときは、事前に予告する。
事前の予告によって、ひとりひとりにあわせ効果的に教えることができ、
あなたの教えるスキルもレベルアップするでしょう。

 

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