「ほめる」と「甘やかす」との効果の違い

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「ほめる」と「甘やかす」との効果の違い

人材育成,ブログ

2015/08/07 「ほめる」と「甘やかす」との効果の違い

スタッフを「ほめる」ことに、抵抗がある経営者の方や店長さんもいます。
「そんなに甘やかしたら、スタッフは調子に乗って困る」

 

しかし、「ほめる」と「甘やかす」は違うのです。
「甘やかす」とは、良くない状態と認識していながら、
「それでいいよ」と伝えること。

 

笑顔で接客して欲しいと思っていながら、笑顔で接客できていないスタッフを見て、
「いい接客しているね」と甘やかす。
こういうことを「ほめる」ことだと勘違いしている方は、
「ほめる」ことでストレスがたまってしまいます。

 

「これじゃダメって言いたいのに・・・」
「でもほめることが大切って言われたから、ガマンしないと・・・」
これではストレスがたまります。

そして、このようなことを続けていても、スタッフは育ちません。

 

本当に、良い状態だと考えられることを探して、

そのことを伝える。それが「ほめる」です。

 

笑顔で接客して欲しいと思っていながら、笑顔で接客できていないスタッフがいます。
その方が、ある日、あるお客さまに対し、笑顔で接客できた。
その瞬間に、
「今の笑顔、よかったよ。そういう接客、増やしていこう!」
と伝える。

 

お客さまに対して、緊張するのか、人見知りなのか、

真剣になると表情がこわばるのか、何らかの理由で笑顔ができない。
その方が、自分と話している時、いい笑顔になった瞬間があった。
その瞬間に、
「おっ、それそれ。いい笑顔できているよ。
今の笑顔を、お客さまの前でもできるように頑張っていこう」
と伝える。

 

これが「ほめる」です。

 

スタッフさんが「できる場面もある」と気づけば、
「自分にもできるようになるかも」という希望が見えてきます。
希望が見えれば、「もう少し頑張ってみよう」と諦めずにできることも増えるでしょう。

 

そのようなスタッフさんをサポートする人も、
できる場面とできない場面の違いに着目して、
どうすればできるようになるか、解決の糸口を探すことができます。

 

「甘やかす」ではなく「ほめる」

 

「ほめる」を続けることで、「甘やかす」とは効果が大きく違うと気づくことでしょう。

 

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